雑色の歯医者 雑色駅前おとなこども・たけお歯科

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確実な滅菌
日本の医院では数少ない世界基準の感染予防

歯科医医院で使用する器具には診療することで唾液や血液が付着します。滅菌されていない器具をそのまま使用すると、他の患者さんから肝炎やHIVなどの感染症が移ってしまう可能性があります。初めから感染症であることをお伝えいただければきちんと対策がとれますが、ご自身でも感染していることをご理解いただいていない患者さまもいらっしゃいますし、おっしゃっていただけない可能性もあります。

当院では安心、安全に治療を受けていただくために、日本ではまだ少ない確実に滅菌が行えるクラスBの滅菌器、クラスSの切削器具滅菌器を導入して一人一人滅菌した器具を使用しています。高圧蒸気滅菌器に耐えられない器具に関してはディスポーザブル、または薬液(過酢酸)滅菌を行っています。また一人の患者さんの治療が終わるごとにユニットにフィリオ30(次亜塩素酸)をスプレーでふりかけ、細菌やウイルスを素早く除去しています。

感染症対策にユニットに振りかける「次亜塩素酸フィリオ」

タービンを滅菌されていない歯科医院が7割という恐ろしい現状

虫歯治療などで使用する「タービン」を7割の歯科医院が滅菌せずに複数の患者様に使い回しているという報道がされました。ドリルを回転しながら歯を削るのですが、回転を止めるとタービンの中に唾液や血液を吸引します。その後また回転すると吸引した唾液や血液が噴射されます。なので使用後は必ず滅菌をする必要があります。しかし、残念ながら多くの歯科医院でそれがなされていないということです。

たけお歯科では患者様に安心して通って頂けるように、衛生管理を徹底しています。

2014年5月18日(日)読売新聞より抜粋

たけお歯科の滅菌対策①

たけお歯科では、先ほどの記事でも問題となった「タービン」 の外側だけではく、内側まで滅菌できる滅菌器を導入しています。

手作業による内部の洗浄は非常に難しいものですが、DAC ユニバーサルを使用することでコントラアングルおよびタービンの内部回路を隅々まで洗浄することができます。 外部洗浄の工程では、冷水(パルス洗浄)で2回、温水で1回ハンドピースなどを洗浄します。これにより、バイオフィルムや汚れを素早くより効率的に取り除くことができます。たけお歯科では患者様一人一人、使用後に必ず滅菌を行っています。

滅菌後は滅菌パックに入れて保管し、使用するときに開けるようにしています。

内側まで洗浄できるDACユニバーサル
回転切削器具を滅菌して個別でパック

たけお歯科の滅菌対策②

DACプロフェッショナルは小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格をクリアーする、高度なオートクレーブです。日々の臨床の中でより高度な滅菌を可能にし、患者さんへの細菌感染の危険性を大幅に低減させます。

クラスB滅菌器のDACプロフェッショナル

滅菌前と滅菌後の乾燥時にチャンバー内を真空状態とすることにより、通常のオートクレーブでは困難な中空のもの(インプラント用インスツルメント、ハンドピース等)多孔性のもの(ドレープ、ガーゼ等)を安全かつ確実に除菌します。
たけお歯科ではこの滅菌器を導入しています。滅菌の際は、器具ひとつひとつを滅菌パックに入れて行っています。

器具一つ一つについても個別で滅菌パック

たけお歯科の滅菌対策③

たけお歯科では患者様お一人お一人管理しております。歯肉の急性炎症や膿漏を起こしているときに使用するペリオフィールも、使いまわしをせず患者様お一人ずつ名前を書き、滅菌パックに入れて管理をしています。 歯ブラシ、歯間ブラシ、クリーニングで使用するブラシやカップもディスポーザブルにしています。

器具一つ一つについても個別で滅菌パック

たけお歯科の滅菌対策④

たけお歯科では、診療中は口腔外バキュームを使用し粉塵を撒き散らさないように配慮しています。診療中に使用するグローブも患者様ごとに使い捨てています。また、血が付いたり汚れた場合はすぐに新しいものに取り換えています。主に衛生治療の際に使用する排唾管も使用後は使いまわしせず、捨てています。
もちろんエプロン、コップも一人一人使い捨ててです。

グローブ、排唾管、エプロン
口腔外バキューム

たけお歯科の滅菌対策⑤

セメントなどを練る際に使用するスパチュラや、義歯を洗浄する際に使用する義歯ブラシも使用後一回一回滅菌を行っています。
超音波スケーラーも使いまわさず、一人一人滅菌しています。 根管治療の際に使用するネオクリーナーを入れるシリンジも、一人一人滅菌しています。
もちろん、タービンなどにつけるバーも使用後は必ず滅菌しています。

スパチュラ、義歯ブラシ、超音波スケーラー ネオクリーナー、タービン付属バー

たけお歯科の滅菌対策⑥

皆さんに座って頂く治療用チェアー(歯科ユニット)は
色々なところから水が出る仕組みになっています。

それは、お口を洗う時やうがいの時、
歯を削る時など歯医者さんではよく水を使うからです。

そのため、歯医者さんではこの水が重要です。
しかし、この治療用チェアーから出る水は、
水道水を使用していることで社会問題に繋がっていることを
ご存知でしょうか。

それは、「水質汚染」です。
元々法律では1ccあたりの菌は100個以内と決められていますが、 中には10万個以上の菌が存在している場合もあります。

この汚れた水はパイプの内側にネバネバした膜
(バイオフィルムといって排水溝周辺にも出来るネバネバの汚れ) を作ってしまいます。

このような状況ですと、
細菌だらけの細菌水で治療をしていることになります。

そこで、当院では残留塩素補正装置による、
「連続除菌治療システム」を導入しています。

治療に関わる全ての水にPOICウォーターという
強い殺菌力を持つ水を使用しています。

パイプもフッ素コーティングをした特殊な「メディカルクリーンパイプ」に
変更をしています。

滅菌水 エピオス 水システム

たけお歯科の確実な滅菌⑦

国際規格(ISO)に裏付けされた高性能洗浄機
ミーレジェットウォッシャーを導入致します。

Vario TD プログラムという医療機器の再生処理に関する
国際規格ISO15883で規格化されている洗浄と消毒のプログラムを
搭載しています。

ステージ1 タンパク質除去

医療機器に付着したタンパク質は60℃を超えると凝固しはじめるため、
タンパク質が凝固しない温水でタンパク質の除去を行います。

ステージ2 高圧洗浄

循環水量が500ℓ/分という強力な循環ポンプを採用することで、
水を強い力で汚れに直接当てることで、優れた洗浄効果を得ることが出来ます。

ステージ3 ハイパワー熱水消毒

最終工程では、93℃/5分間の熱水消毒を行います。
芽胞を除く微生物を殺菌する高水準消毒に相当し、
B型肝炎ウィルスなど耐熱性病原体も不活性化する水準です。

ミーレジェットウォッシャー