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力のコントロール

歯の位置と力の関係

虫歯や歯周病の予防のために、プロケアとセルフケアはとても重要です。

しかし、たとえそれらを実施して頂いたとしても、それだけでは予防に関しては十分ではありません。

力のコントロールという考え方を聞かれたことはございますでしょうか?

力のコントロールとは、お口の中の歯の位置や形を整えていくことで、かみ合う際に歯にかかる力を適性にコントロールしていくという考え方です。

例えば、歯がきれいになったとしても、歯の位置関係や形などによってかみ合わせが適正な状態になっていないことで、以下のような症状が出ることがございます。

・歯の根っこに負担が加わり続け、将来歯がわれてしまう。
・歯並びが変わってしまう

結果として、お口の中のバランスを崩してしまい、歯周病や虫歯などの原因となってしまうことがございます。

そのため、この力のコントロールを考えずに治療を行うことはオススメしておりません。


癖の改善

上記のように、力のコントロールを考えた上で治療を実施しても、皆さん1人1人が持たれているお口の癖によって状況が悪化してしまうということがございます。

癖の代表的なものは3つあります。
「歯ぎしり」「くいしばり」「TCH(歯の接触癖)」です。

歯ぎしりは、寝ている間に歯をキリキリ、ギリギリとこすりつけてしまっている状態です。

くいしばりは、強い力で咬みしめてしまっている状態を言いますが、音が出ないこともあり自覚がないというケースもございます。就寝中にしている場合には、朝目覚めた時に顎が疲れているという方はくいしばりをしている可能性がございます。

人が思いっきり噛む力は自分の体重に比例していると言われています。
つまり、体重が60kgであれば60kgの力で噛むことが出来ることになります。

手ではりんごをつぶせないですが歯では噛むことが出来るのもこの力のおかげといえます。
寝ている間の、歯ぎしりやくいしばりは最大の力で行っていることが多いため、非常に大きな力がかかっており、結果として以下のような症状が出てしまうことに繋がります。

・歯並びのずれ
・歯がしみる
・顎関節
・歯が折れる
・治療箇所が壊れてしまう

TCH(歯の接触癖)とは、常に歯と歯を接触させていると歯にダメージが蓄積されてしまうという状態のことを言います。

TCHは最大の力ではないですが蓄積されることにより同様の症状が出てしまうことにつながります。


歯を動かす要因(内力と外力)

歯を動かす要因として内力と外力があります。
内力はお口の中から働く力で外力はお口の外から働く力のことです。
歯は唇や頬の筋肉の力そして相反する舌の力のバランスで並べられています。

内力として、例を挙げると、舌は普段口蓋の裏に位置しているのが通常ですが、舌が下に位置していると、唇や頬の筋肉の力で歯は内側に倒れます。
逆に舌の力が強いもしくはお口が開いていると唇側に歯が傾くで歯になります。
このように舌や唇、頬の正常ではない力が働くような悪い癖がある場合に歯は移動します。
また外力として頬杖や、うつぶせの癖などでも歯は押され傾斜もしくは移動します。


適性な状態と治療方法

適切な歯の状態は、お口を閉じた状態であっても、通常上の歯と下の歯は離れています。

しかし、歯ぎしりやくいしばりが起きてしまいますと、大きな力が歯や顎にかかってきますので、様々な症状を引き起こしてしまいます。

本人が気づずに、ストレスなどの影響により昼間にくいしばりを起こしてしまっているケースもあるため、少しでも気になる方は一度受診して頂くことをオススメしております。

長い間継続して大きな力がかかってしまいますと、力の大きさ×時間の力積によって歯にかかる負担は相当なものになっていきます。

歯ぎしりや食いしばりの根本的な治療方法は、適正な咬合関係の構築以外に(肉体的・身体的な)ストレスへの対応栄養療法などが考えられます。

しかし、それらを実施出来ない、もしくは実施しても改善しない場合には、ナイトガードといって寝ている間に装着するマウスピースを作成いたします。

このように、歯の痛みや歯がしみるといった症状の原因には、この力のコントロールが影響していることがございます。

痛いからといって歯をすぐに削るのではなく、しっかりと検査をすることをオススメしております。

検査のご希望の方は下記の予約ボタンよりご予約ください。