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歯を補う方法(インプラント編)2018. 11. 18

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

 

今回はインプラントについてお伝えさせていただきます。

 

インプラントとは歯を失ってしまった場所に対して骨の中に人工の歯の根を埋め込みその上に歯を作製する方法です。

このために、咬み合わせる力が天然の歯に近く、一般的に90%と言われています。

ブリッジが60%、入れ歯が10%と言われているので、咬み心地は他の方法よりも優れています。

また隣の歯を削ったり負荷をかけたりすることがないために、残っている歯が長持ちするのでお口の将来を考えた際に非常に良い方法です。

安易に何も削っていない歯をブリッジにして、その後悲惨な状態になっていく症例を私は多く見てきました。この他の歯が長持ちするという点がインプラントを行う上で最も恩恵を受ける点だと私は考えています。

また適切なケースで適切な方法で行えば成功率も高い方法と言えます。

 

逆に欠点として、インプラントを行うためには歯肉を切開して骨にインプラントを埋め込む穴をあけるといった手術が必要になります。

そしてそのインプラントが骨と結合するのを待つ必要があります。

一般的には下顎では3ヶ月、上顎では4−6ヶ月期間を待つことが推奨されていますが、最近では即時加重といって埋め込みをしてからすぐに仮歯を入れる方法もあります。

しかし成功率が落ちるので当院では基本的に行いません。

インプラントを骨に埋め込むためには、埋め込むための十分な厚み、高さの骨が必要になります。

また、上顎であれば上顎洞といわれる空洞、下顎であれば下歯槽管といった大きい神経があります。

骨も途中で凹んでいるケースもあり、2次元的なレントゲン写真だけでは読影できないこともあり大きな事故に繋がることもあるので、2次元的なレントゲンだけでなく3次元的なレントゲン写真を必ず撮影して手術に臨まれることを強くお勧めします。

 

また長く良い状態で使用するためにはメンテナンスが非常に重要です。

なぜならインプラントも天然歯と同様に歯周病にかかるのと咬み合わせは常に変化しているからです。

問題が起こった際に最小限の侵襲ですむためには定期的な検診、調整が必要です。

インプラント治療も絶対的な治療ではありません。

可能であればインプラントの根の部分には問題が起こりにくい設計になっていて、再治療が行えるタイプで、将来的に部品を取り替えることができる大手のメーカーのものを使用するのが望ましいと私は考えています。

 

インプラント治療は患者さんの満足度を高める非常に有効な方法だと私は信じていますが、間違った方法を行うとリスクもあります。

ぜひ担当の先生とよくご相談をされることをお勧めします。

歯を補う方法(一般的な部分入れ歯編)2018. 11. 11

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

今回は入れ歯特に部分入れ歯についてお話していきたいと思います。

 

入れ歯には全ての歯を入れ歯にしている総入れ歯と、歯を失っている部分的な場所だけに入れ歯を入れる部分入れ歯があります。

皆さん混乱される方も多いのですが部分入れ歯においても種類が多くあります。

今回は部分入れ歯に共通する一般的なことをお伝えしたいと思います。

 

部分入れ歯は歯が本来あった歯槽頂と呼ばれる歯肉の上に歯肉つきの人工の歯を乗せて咬めるようにして、その人工の歯が動かないように残っている歯にバネをかけ、また人工の歯の周囲の粘膜を覆うことで入れ歯を安定させています。

バネをかける歯の根っこには歯根膜と言われる繊維が骨との間にあり、かみ合うことで約60μm沈み込みます。

入れ歯の下の歯肉はかみ合うことで約300μm沈み込むので、かみ合うことで歯と入れ歯の下の歯肉には5倍の沈み込みの差が生まれます。

つまりバネをかけている歯より歯のない歯肉の方が5倍沈み込むということです。

沈み込みに差があるために、たわみの大きい入れ歯ではバネをかけている歯に倒される力が加わり、歯が揺さぶられていきます。

そこで数年していくとバネがかけている歯がゆれてきて最終的には抜け落ちてしまいます。

この揺さぶられる力は奥の歯がない状態では特に顕著になります。

またバネをかける場合に片側の歯を失っている場合だけでも、方側だけでなく両側の歯にバネをかけた方が残っている歯に優しい治療になります。

 

例えば左下の奥歯2本を失ってしまっている場合にバネを用いた部分入れ歯を作製する場合に2つの方法があります。

 

    歯を失ってしまっている隣2本の歯にバネをかける方法

    歯を失ってしまっている隣2本の歯にバネをかけ、右側の4番目、5番目の歯にもバネをかける方法

 

    の方法は舌の下を入れ歯が通らないため違和感が少ない方法ですが、維持が弱く入れ歯が揺れやすく、揺れることによる痛みも出やすく、また将来的にバネをかけている歯がより揺れやすくなります。

 

    の方法は舌の下を入れ歯が通るためそれに対する違和感が出やすい方法で場合によっては発音もしにくいですが、維持が①の方法よりも強く将来的にバネをかけている歯も長持ちしやすくなります。

 

上の歯のケースでは②の方法では口蓋を通ることによる違和感はありますが利点は上記と同様です。

 

どのタイプの入れ歯をお選びになるかは歯科医師と十分にご相談された方がよろしいかと思います。


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