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インプラントのフィクスチャーの種類2018. 12. 2

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

今回はインプラントの種類についてお伝えさせていただきます。

単にインプラントといってもメーカーだけでも100種類あります。
インプラントに使われる材料も純チタン、チタン合金が主流で、ジルコニアのものも出てきています。
インプラントは骨の中に埋め込まれるフィクスチャーと呼ばれるもの、フィクスチャーと上部構造を繋ぐアバットメントと呼ばれるもの、直接歯として機能する上部構造の3つに分けられます。
この連結部もスクリューで固定されているもの、セメントで固定されているもの、フィクスチャーとアバットメントが分離しておらず直接繋っているものと連結様式も様々です。
連結部も接合部が外部連結、内部連結、連結の形状も様々です。

現代のインプラントは実際の歯根に似た形態をしているものが主流となっていますが、過去には様々な形態をしているものが販売されていました。
この歯根に似た形態においても、マクロにおいてはストレートな形態、テーパーな形態、シリンダー状、ねじ切りが付与されているものなど様々です。

ミクロにおいては表面を酸処理を行なったり、サンドブラスト処理を行なったりと表面にミクロの凹凸をつけること、またハイドロキシアパタイトなど付与することにより表面性状を変化させるによって、インプラントと骨との結合力を高めたり、骨結合スピードを早めようと各メーカーは研究を重ねて販売を行なっています。

現在のインプラントの成功率はかなり高まっているのですが、私はインプラントを確立されたブローネマルク先生の教えをしっかりと守ることが重要だと思っています。
最初のインプラントは骨と結合するまでの成功率は今より低かったのですが、現在のインプラントのようにインプラント歯周炎は起こりにくかった事実があります。
インプラント歯周炎は歯周病と同じでインプラント周囲の骨が病的に減少していくものですが、現在はこれが大きな問題になっています。
埋め込んだ直後は良いのですが、数年してから抜け落ちてしまうという問題が多く発生しています。
ブローネマルク先生が確立したインプラント表面は機械仕上げといってインプラント表面が滑沢なものでした。
現在はインプラント表面に凹凸をつけることにより骨との結合力が強くなり、結合までのスピードが上がったのですが、その分露出したインプラント表面にプラークがつきやすくなりました。

フィクスチャー全ての表面を機械仕上げにしたものを使用するのは難しくても、口腔内に露出する可能性のあるフィクスチャーの上部は機械仕上げの表面のものを使用した方が良いと考え、私は基本的にそのようなインプラントを使用しています。


歯を補う方法(インプラント編)2018. 11. 18

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

 

今回はインプラントについてお伝えさせていただきます。

 

インプラントとは歯を失ってしまった場所に対して骨の中に人工の歯の根を埋め込みその上に歯を作製する方法です。

このために、咬み合わせる力が天然の歯に近く、一般的に90%と言われています。

ブリッジが60%、入れ歯が10%と言われているので、咬み心地は他の方法よりも優れています。

また隣の歯を削ったり負荷をかけたりすることがないために、残っている歯が長持ちするのでお口の将来を考えた際に非常に良い方法です。

安易に何も削っていない歯をブリッジにして、その後悲惨な状態になっていく症例を私は多く見てきました。この他の歯が長持ちするという点がインプラントを行う上で最も恩恵を受ける点だと私は考えています。

また適切なケースで適切な方法で行えば成功率も高い方法と言えます。

 

逆に欠点として、インプラントを行うためには歯肉を切開して骨にインプラントを埋め込む穴をあけるといった手術が必要になります。

そしてそのインプラントが骨と結合するのを待つ必要があります。

一般的には下顎では3ヶ月、上顎では4−6ヶ月期間を待つことが推奨されていますが、最近では即時加重といって埋め込みをしてからすぐに仮歯を入れる方法もあります。

しかし成功率が落ちるので当院では基本的に行いません。

インプラントを骨に埋め込むためには、埋め込むための十分な厚み、高さの骨が必要になります。

また、上顎であれば上顎洞といわれる空洞、下顎であれば下歯槽管といった大きい神経があります。

骨も途中で凹んでいるケースもあり、2次元的なレントゲン写真だけでは読影できないこともあり大きな事故に繋がることもあるので、2次元的なレントゲンだけでなく3次元的なレントゲン写真を必ず撮影して手術に臨まれることを強くお勧めします。

 

また長く良い状態で使用するためにはメンテナンスが非常に重要です。

なぜならインプラントも天然歯と同様に歯周病にかかるのと咬み合わせは常に変化しているからです。

問題が起こった際に最小限の侵襲ですむためには定期的な検診、調整が必要です。

インプラント治療も絶対的な治療ではありません。

可能であればインプラントの根の部分には問題が起こりにくい設計になっていて、再治療が行えるタイプで、将来的に部品を取り替えることができる大手のメーカーのものを使用するのが望ましいと私は考えています。

 

インプラント治療は患者さんの満足度を高める非常に有効な方法だと私は信じていますが、間違った方法を行うとリスクもあります。

ぜひ担当の先生とよくご相談をされることをお勧めします。

歯を補う方法(一般的な部分入れ歯編)2018. 11. 11

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

今回は入れ歯特に部分入れ歯についてお話していきたいと思います。

 

入れ歯には全ての歯を入れ歯にしている総入れ歯と、歯を失っている部分的な場所だけに入れ歯を入れる部分入れ歯があります。

皆さん混乱される方も多いのですが部分入れ歯においても種類が多くあります。

今回は部分入れ歯に共通する一般的なことをお伝えしたいと思います。

 

部分入れ歯は歯が本来あった歯槽頂と呼ばれる歯肉の上に歯肉つきの人工の歯を乗せて咬めるようにして、その人工の歯が動かないように残っている歯にバネをかけ、また人工の歯の周囲の粘膜を覆うことで入れ歯を安定させています。

バネをかける歯の根っこには歯根膜と言われる繊維が骨との間にあり、かみ合うことで約60μm沈み込みます。

入れ歯の下の歯肉はかみ合うことで約300μm沈み込むので、かみ合うことで歯と入れ歯の下の歯肉には5倍の沈み込みの差が生まれます。

つまりバネをかけている歯より歯のない歯肉の方が5倍沈み込むということです。

沈み込みに差があるために、たわみの大きい入れ歯ではバネをかけている歯に倒される力が加わり、歯が揺さぶられていきます。

そこで数年していくとバネがかけている歯がゆれてきて最終的には抜け落ちてしまいます。

この揺さぶられる力は奥の歯がない状態では特に顕著になります。

またバネをかける場合に片側の歯を失っている場合だけでも、方側だけでなく両側の歯にバネをかけた方が残っている歯に優しい治療になります。

 

例えば左下の奥歯2本を失ってしまっている場合にバネを用いた部分入れ歯を作製する場合に2つの方法があります。

 

    歯を失ってしまっている隣2本の歯にバネをかける方法

    歯を失ってしまっている隣2本の歯にバネをかけ、右側の4番目、5番目の歯にもバネをかける方法

 

    の方法は舌の下を入れ歯が通らないため違和感が少ない方法ですが、維持が弱く入れ歯が揺れやすく、揺れることによる痛みも出やすく、また将来的にバネをかけている歯がより揺れやすくなります。

 

    の方法は舌の下を入れ歯が通るためそれに対する違和感が出やすい方法で場合によっては発音もしにくいですが、維持が①の方法よりも強く将来的にバネをかけている歯も長持ちしやすくなります。

 

上の歯のケースでは②の方法では口蓋を通ることによる違和感はありますが利点は上記と同様です。

 

どのタイプの入れ歯をお選びになるかは歯科医師と十分にご相談された方がよろしいかと思います。


歯を補う方法(ブリッジ編)2018. 2. 11

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

今回はブリッジについてお話ができたらと思います。

 

ブリッジというと歯科医療従事者にとっては当たり前ですが、「歯の橋」を作ることです。

「歯の橋」を作ることとは、歯を失っている両隣の歯を削り、冠をかぶせ(もしくは詰め物を詰める)、歯のない場所に両隣の冠(もしくは詰め物)を連結し歯を作る方法です。

 

利点

①治療期間が短い

②固定式で違和感が少ない。

③銀色なら健康保険で治療できる。

④審美的に優れた材料も使用できる(保険外)。

 

欠点

①両隣の歯を土台にするために虫歯ではない歯を削る必要がある。

②両隣の歯に力学的に負担がかかる(将来、歯根破折の可能性がある)。

③土台となる歯の状態により、ブリッジにできない場合がある。

 

同じブリッジでも冠をかぶせる方法と詰め物を詰める方法がありますが、両方を比較すると

冠をかぶせる場合 削る量は多くなる

詰め物を詰める場合 詰め物をくさびにして歯が破折する可能性が高くなる

 

個人的な見解ですが、歯が破折してしまっては歯を抜くのがほとんどになってしまうためほとんどのケースでは冠をかぶせる方法の方が望ましいと考えています。

 

またブリッジは一般的に両隣に健康な歯があることが条件になりますが、場合によっては1番後ろの歯を失った場合に1個手前の歯と2個手前の歯を連結して1番後ろに歯を延長する延長ブリッジという方法があります。

しかし一般的なブリッジよりも力学的にリスクが高まります。

歯を失っている1番後ろの歯に力が集中すると、1個手前の土台の歯と2個手前の土台の歯に対して歯が引き抜かれる力が加わるために土台への負担が高まります。

よってあまりオススメしにくい方法ですが、インプラントができないケース、入れ歯をどうしてもいれられないケースには適応されると考えられます。

 

以前は健康保険内では前歯でなければ全て銀色でしたが、現在は前から4番目の歯も裏側は銀ですが、表は白いプラスチックで作製することが可能となっています。

保険内できる限りの白い歯をお望みの方には適応できるかと思います。

 

保険外では白い歯はセラミック、ハイブリッドセラミック、金属は白金加金、ホワイトゴールドがあります。

材料も利点欠点があるので違う機会にお話しできたらと思います。

歯を失ったままにすると。。。2018. 2. 4

こんにちは。
大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います

なんらかの原因で残念ながら歯を失ってしまった場合、歯を失ってしまった場所にスペースができてしまいます。
ほとんどのケースにおいてはそのスペースを補う治療を行った方が望ましいです。

咬み合せにおける健康な状態とは、歯が隙間なく並びバランスを保ち安定している状態です。
歯は歯根膜という繊維を介して骨と結合していて、常に力のバランスを保つために動いています。
歯を失うとその力のバランスが崩れ、咬み合せが変化してきます。
歯を失ったスペースを補うことを行わなくてもご本人にとって数年は問題は起こりにくいです。
問題は数年後歯が動いた後に表面化してきます。

例えば下の奥歯を抜いたまま放置すると。。。
①抜かれた奥歯の上の歯が下に伸びます。
②抜かれた歯の隣の歯が歯のない方へ倒れます。
③奥歯の咬み合わせが低くなり、前歯が出っ歯になります。
④咬み合わせが乱れ、食べにくくなります。
⑤歯の隙間に食べかすがたまり、虫歯や歯周病が悪化します。
⑥姿勢が崩れ、肩こりや頭痛、腰痛、顔のかゆみなど全身的に影響が及びます。

片側が食べれなくなると反対側で食べることになり、その反対側が傷んできます。
両奥が食べれなくなると前咬みになり、前歯が傷んできます。
悪循環で悪くなっていくのが容易に予想できると思います。
つまり、長く良い状態を維持するためには左右バランスよく食べれる状態が維持できる環境を作り出す必要があります。
特に前から6番目の歯は第一大臼歯と呼ばれますが、この歯は噛み合わせにおいて非常に重要な歯になります。
この歯の咬み合わせを崩さないようにしていくことが将来的に他の歯の寿命の延長に繋がると考えられます。

逆に場合によっては抜いてしまっても問題ないケースを挙げると。。。
①咬み合っていない親知らずを抜くこと
②歯並びが悪く、咬み合っている場所から逸脱している場所に位置している歯を抜くこと

一番は歯を失わないように予防することですが、歯を失ってしまった場合の治療法として次の3つが挙げられます。
①ブリッジ
②入れ歯
③インプラント

お口の状況によってできる治療法が限られる場合があります。
またそれぞれの治療法には利点欠点があるため、しっかりとご理解された上で治療法を選択することをオススメします。
今後ブリッジ、入れ歯、インプラントについて利点欠点を含め詳しくお話ができたらと思います。

歯を失う原因(破折編)2018. 1. 28

こんにちは。
大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います 。

歯はどうして失われるのでしょうか?
様々な原因があると思います。
皆様は虫歯を一番に挙げられるのではないでしょうか?
世代によって主な原因は変わりますが、全てを合計すると実は歯周病が歯を失う一番の原因というデータがあります。
歯周病が42%、虫歯が32%、破折が11%、矯正1%、その他(外傷など)13%となります。
虫歯と歯周病は細菌による感染症が原因ですが、破折は不適切な力が原因となります。
今回は破折についてお話しできたらと思います。

一般的に咬んだ時に1本の歯にかかる力は体重と同じぐらいとされています。
これが1回の食事で約600回咬んでいます。
決して人体の構造の中で大きいと言えない小さな歯に対して常に咀嚼の際にそれだけの負荷を与えていて、なおかつ夜寝ている際に食いしばる力は起きている際の2倍とされています。
これを聞くだけでも歯には常に大きな負荷がかかっているのを想像するのは難しくないと思います。
常に負荷を受けていると目に見えないヒビが歯に入り、それが大きくなると最終的には破折という形で目に見えて割れてしまうことで明らかになります。
真っ二つに割れている場合は基本的には治療してもすぐに再度割れてしまうことがほとんどなので最終的には抜歯となります。
さらに歯並びが悪く咬んでいない部分が多かったり、歯を失っている本数が多いと残っている歯に対する負荷がさらに大きくなります。
また歯の神経が生きている場合は神経が栄養分を運んでいるため耐久力が高いですが、歯の神経を抜いてしまうと栄養分が運ばれず、ミイラ化してしまうために歯が脆くなります。
神経の治療をしている歯で常に痛みを伴う場合、腫れを繰り返すケースには根っこの部分でヒビが入り、そこからバイ菌が入ってしまうことで治せないこともあります。
神経を取ってその管の中に防腐剤を入れた後に歯の補強を行いますが、その補強の材料が歯よりも硬く、弾性が少ない材料を使用すると強い負荷がその歯にかかった際にその補強の材料との境目で破折してしまいます。
つまり金属を補強の材料としては選択しない方が破折しにくいです。

破折の予防策
①矯正で歯並びを良くする
②歯を失わないように歯科医院でメンテナンスを受ける
③夜はマウスピースを使用して歯を守る
④歯を補強する際は、最近はグラスファイバーという弾性のある材質のものを使用する

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