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歯を補う方法(ブリッジ編)2018. 2. 11

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。

皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

 

残念ながら何かしらの原因で歯を失ってしまった場合にはブリッジ、入れ歯、インプラントという治療法で失ったスペースを補います。

今回はブリッジについてお話ができたらと思います。

 

ブリッジというと歯科医療従事者にとっては当たり前ですが、「歯の橋」を作ることです。

「歯の橋」を作ることとは、歯を失っている両隣の歯を削り、冠をかぶせ(もしくは詰め物を詰める)、歯のない場所に両隣の冠(もしくは詰め物)を連結し歯を作る方法です。

 

利点

①治療期間が短い

②固定式で違和感が少ない。

③銀色なら健康保険で治療できる。

④審美的に優れた材料も使用できる(保険外)。

 

欠点

①両隣の歯を土台にするために虫歯ではない歯を削る必要がある。

②両隣の歯に力学的に負担がかかる(将来、歯根破折の可能性がある)。

③土台となる歯の状態により、ブリッジにできない場合がある。

 

同じブリッジでも冠をかぶせる方法と詰め物を詰める方法がありますが、両方を比較すると

冠をかぶせる場合 削る量は多くなる

詰め物を詰める場合 詰め物をくさびにして歯が破折する可能性が高くなる

 

個人的な見解ですが、歯が破折してしまっては歯を抜くのがほとんどになってしまうためほとんどのケースでは冠をかぶせる方法の方が望ましいと考えています。

 

またブリッジは一般的に両隣に健康な歯があることが条件になりますが、場合によっては1番後ろの歯を失った場合に1個手前の歯と2個手前の歯を連結して1番後ろに歯を延長する延長ブリッジという方法があります。

しかし一般的なブリッジよりも力学的にリスクが高まります。

歯を失っている1番後ろの歯に力が集中すると、1個手前の土台の歯と2個手前の土台の歯に対して歯が引き抜かれる力が加わるために土台への負担が高まります。

よってあまりオススメしにくい方法ですが、インプラントができないケース、入れ歯をどうしてもいれられないケースには適応されると考えられます。

 

以前は健康保険内では前歯でなければ全て銀色でしたが、現在は前から4番目の歯も裏側は銀ですが、表は白いプラスチックで作製することが可能となっています。

保険内できる限りの白い歯をお望みの方には適応できるかと思います。

 

保険外では白い歯はセラミック、ハイブリッドセラミック、金属は白金加金、ホワイトゴールドがあります。

材料も利点欠点があるので違う機会にお話しできたらと思います。

歯を失ったままにすると。。。2018. 2. 4

こんにちは。
大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います

なんらかの原因で残念ながら歯を失ってしまった場合、歯を失ってしまった場所にスペースができてしまいます。
ほとんどのケースにおいてはそのスペースを補う治療を行った方が望ましいです。

咬み合せにおける健康な状態とは、歯が隙間なく並びバランスを保ち安定している状態です。
歯は歯根膜という繊維を介して骨と結合していて、常に力のバランスを保つために動いています。
歯を失うとその力のバランスが崩れ、咬み合せが変化してきます。
歯を失ったスペースを補うことを行わなくてもご本人にとって数年は問題は起こりにくいです。
問題は数年後歯が動いた後に表面化してきます。

例えば下の奥歯を抜いたまま放置すると。。。
①抜かれた奥歯の上の歯が下に伸びます。
②抜かれた歯の隣の歯が歯のない方へ倒れます。
③奥歯の咬み合わせが低くなり、前歯が出っ歯になります。
④咬み合わせが乱れ、食べにくくなります。
⑤歯の隙間に食べかすがたまり、虫歯や歯周病が悪化します。
⑥姿勢が崩れ、肩こりや頭痛、腰痛、顔のかゆみなど全身的に影響が及びます。

片側が食べれなくなると反対側で食べることになり、その反対側が傷んできます。
両奥が食べれなくなると前咬みになり、前歯が傷んできます。
悪循環で悪くなっていくのが容易に予想できると思います。
つまり、長く良い状態を維持するためには左右バランスよく食べれる状態が維持できる環境を作り出す必要があります。
特に前から6番目の歯は第一大臼歯と呼ばれますが、この歯は噛み合わせにおいて非常に重要な歯になります。
この歯の咬み合わせを崩さないようにしていくことが将来的に他の歯の寿命の延長に繋がると考えられます。

逆に場合によっては抜いてしまっても問題ないケースを挙げると。。。
①咬み合っていない親知らずを抜くこと
②歯並びが悪く、咬み合っている場所から逸脱している場所に位置している歯を抜くこと

一番は歯を失わないように予防することですが、歯を失ってしまった場合の治療法として次の3つが挙げられます。
①ブリッジ
②入れ歯
③インプラント

お口の状況によってできる治療法が限られる場合があります。
またそれぞれの治療法には利点欠点があるため、しっかりとご理解された上で治療法を選択することをオススメします。
今後ブリッジ、入れ歯、インプラントについて利点欠点を含め詳しくお話ができたらと思います。

歯を失う原因(破折編)2018. 1. 28

こんにちは。
大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います 。

歯はどうして失われるのでしょうか?
様々な原因があると思います。
皆様は虫歯を一番に挙げられるのではないでしょうか?
世代によって主な原因は変わりますが、全てを合計すると実は歯周病が歯を失う一番の原因というデータがあります。
歯周病が42%、虫歯が32%、破折が11%、矯正1%、その他(外傷など)13%となります。
虫歯と歯周病は細菌による感染症が原因ですが、破折は不適切な力が原因となります。
今回は破折についてお話しできたらと思います。

一般的に咬んだ時に1本の歯にかかる力は体重と同じぐらいとされています。
これが1回の食事で約600回咬んでいます。
決して人体の構造の中で大きいと言えない小さな歯に対して常に咀嚼の際にそれだけの負荷を与えていて、なおかつ夜寝ている際に食いしばる力は起きている際の2倍とされています。
これを聞くだけでも歯には常に大きな負荷がかかっているのを想像するのは難しくないと思います。
常に負荷を受けていると目に見えないヒビが歯に入り、それが大きくなると最終的には破折という形で目に見えて割れてしまうことで明らかになります。
真っ二つに割れている場合は基本的には治療してもすぐに再度割れてしまうことがほとんどなので最終的には抜歯となります。
さらに歯並びが悪く咬んでいない部分が多かったり、歯を失っている本数が多いと残っている歯に対する負荷がさらに大きくなります。
また歯の神経が生きている場合は神経が栄養分を運んでいるため耐久力が高いですが、歯の神経を抜いてしまうと栄養分が運ばれず、ミイラ化してしまうために歯が脆くなります。
神経の治療をしている歯で常に痛みを伴う場合、腫れを繰り返すケースには根っこの部分でヒビが入り、そこからバイ菌が入ってしまうことで治せないこともあります。
神経を取ってその管の中に防腐剤を入れた後に歯の補強を行いますが、その補強の材料が歯よりも硬く、弾性が少ない材料を使用すると強い負荷がその歯にかかった際にその補強の材料との境目で破折してしまいます。
つまり金属を補強の材料としては選択しない方が破折しにくいです。

破折の予防策
①矯正で歯並びを良くする
②歯を失わないように歯科医院でメンテナンスを受ける
③夜はマウスピースを使用して歯を守る
④歯を補強する際は、最近はグラスファイバーという弾性のある材質のものを使用する

歯を失う原因(虫歯編)2018. 1. 20

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

歯を失う原因で皆さんが一番に思うのは虫歯ではないでしょうか?
実は全ての年齢層で平均すると歯周病が一番の原因ですが、44歳までは虫歯が歯を失う一番の原因です。

虫歯で歯を失うにはステップがあります。

①要観察歯(CO)
最初は歯の表面のエナメル質が脱灰します。
この状態であればまだ元に戻る可能性があります。

②表面の虫歯(C1)
エナメル質に限局した虫歯です。
ここまでは痛みを感じません。

③神経に近い虫歯(C2)
象牙質まで進行した虫歯です。
冷たいものにしみる、甘いものにしみることを多いです。
場合によっては何もしなくても痛みを生じて神経を抜く必要があります。

④神経まで達した虫歯(C3)
神経まで達した虫歯です。
神経を抜く必要があります。

④根っこだけになった虫歯(C4)
歯ぐきの中まで虫歯が進行した場合は抜歯になる可能性が高いです。

COではフッ素を塗布しながら虫歯予防を行えばまだ削る必要はありません。
C1ではプラスチックの詰め物を詰めることがほとんどです。
C2では型取りして材料を詰めることがほとんどです。
C3では神経を抜き、防腐材をつめ、歯を補強し、被せる治療をとります。
C4では歯を抜くことがほとんどなので、隣の歯を削って被せて歯の橋を作るブリッジ、両隣にバネをかけた入れ歯、抜けた歯の骨に人工の歯の根を埋め込むインプラントのどれかを選択します。

歯科治療は可能な限り行わない方が歯の寿命は長くなります。
虫歯治療は基本的に外科的に除去して歯科材料で補う治療法です。
補う治療ということは歯と歯科材料との間に隙間ができます。
よって治療を行っても削っていない健康な歯に比べると条件が悪くなっています。
適合が悪ければ再度虫歯になる可能性が高くなります。
悪いサイクルとして、一度治療をした歯が再度虫歯になることで詰め物が大きくなり、さらに再度の虫歯で神経を抜き被せ物をして、被せ物の周りから虫歯になり根っこだけになり、歯を抜くことになります。
歯を抜いた後は両隣の歯を削りブリッジにすると、ブリッジの土台の歯の周りから虫歯になり土台の歯を失い、より長いブリッジとなり、さらに土台の歯を失い入れ歯となり、次々に歯を失っていきます。
最終的には全て歯を失っていくというのが最悪のパターンです。

できる限りこのステップを進ませないようにすることが必要になります。
そのためには①できる限り歯を削らないこと②歯を削った場合はできるだけ精密な治療を行うこと③歯を抜いたら隣の歯にできるだけ負担をかけない治療法を選択することが重要になります。
虫歯の原因を知り、適切な予防、処置を行うことをオススメします。

歯を失う原因(歯周病編)2018. 1. 14

こんにちは。大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

歯はどうして失われるのでしょうか?
様々な原因があると思います。
皆様は虫歯を一番に挙げられるのではないでしょうか?
世代によって主な原因は変わりますが、全てを合計すると実は歯周病が歯を失う一番の原因というデータがあります。
歯周病が42%、虫歯が32%、破折が11%、矯正1%、その他(外傷など)13%となります。
今回は最も歯を失う原因である歯周病についてお話できたらと思います。

あまり歯医者さんに行かれていない方、お口に不便を感じていない方は歯周病と言われても「自分は関係ない、大丈夫だ」と思っていないでしょうか?
実は歯周病は30歳で8割の方がかかっていると言われています。
歯周病は痛みなく進行し、気がついた時には歯がグラグラして抜け落ちてしまう怖い病気です。

それでは歯は何で支えられていると思いますか?
大半の方は「歯茎」と答える方が多いのではないでしょうか?
実際は歯は「歯槽骨」と言われる骨で支えられています。
見た目的には「歯茎」で支えられているので全くの不正解ではないですが、この歯槽骨という骨の支えがないと歯は機能を発揮できません。

では歯周病の原因は何でしょうか?
これはプラークと言われる食べ物の残りにバイ菌が含まれたものです。
このプラークが歯の表面だけでなく、歯周ポケットと言われる歯と歯茎の間の隙間の中にも作られます。
これが石灰化したのが歯石ですが、歯石の表面はザラザラしているのでプラークの温床になります。
プラークはバイ菌が集まりバイオフィルムというバイ菌の塊の集合体を作りだし、この状態になると歯ブラシをしても取り除くことができません。
もちろん歯石も石灰化してしまったものなので歯ブラシをしても取り除けません。
このバイオフィルムの中の歯周病菌が歯茎に炎症を起こさせて、歯茎の中の骨を溶かしていきます。

この歯茎の中の骨を溶かしていくまでの段階で歯茎は腫れ、歯周ポケットと言われる歯と歯茎の間の隙間が深くなっていきます。
レントゲンで実際の骨がどれだけ減っているか調べる他に、この歯周ポケットの深さを調べることによって歯周病の進行度を調べることができます。

当院では歯周ポケットの深さで歯周病の進行度をこのように定義しています。
0~3mm 健康
3~5mm 軽度の歯周病
5~7mm 中等度の歯周病
7mm~   重度の歯周病

歯周ポケットの中に歯石が停滞していると、歯周病菌が歯周ポケット内に停滞し続けるために炎症を起こしてしまいます。
そこで歯周ポケット内の歯石、歯周病菌を除去することによって歯周病を治していきます。
つまり歯周ポケットも浅くなります。

よくクリーニングと言われるのは歯の表面をきれいすること以外に歯石除去も含まれます。
歯の表面上のクリーニング以外にこの歯周ポケットの中のクリーニングが重要になります。

この歯周病は完治しない病気と言われています。
歯周病治療によって良い状態になったとしてもバイ菌は12週〜16週で元の細菌数に戻るとされています。
そこでお口の中の状況、リスクによりますが、最低でも3,4ヶ月に一度は皆さんが問題ないと感じていてもクリーニングした方が歯周病で歯を失うリスクが低くなります。
毎日歯ブラシでプラークを取り除くことだけでなく、定期的に歯科医院で毎日の歯ブラシで取り除けなかったプラーク、歯石を除去することも重要です。
ぜひセルフケアとプロケアを受けてください。




歯の大切さ2018. 1. 7

こんにちは、大田区六郷土手で開業しているたけお歯科院長の鈴木です。
皆様に少しでも多くのお口の情報をお伝えできたらと思います。

「歯」って普段何気なく使っていてあるのが当たり前だと思っていませんか?
普段トラブルがない限りは気にかけない方がほとんどではないでしょうか。
そのお口のトラブル時に「食べる」「笑う」「話す」という生活に必要なことに影響が出てきます。
「自分は痛くないから大丈夫」という何か妙な安心感を持っている方もいらっしゃると思います。
ただ1本でも歯を失うと治療法にもよりますが、他の歯、歯肉、顎に対する影響が強く出てきます。
今は生活に支障がないかもしれませんが、5年後、10年後と時間の経過とともにより大きな影響が出てきます。

健康な歯の根の周りには歯根膜という線維があり、歯の根と骨を繋いでいます。
つまり骨と直接くっついていない、クッションのような遊びがあります。
歯は一般的に隣の歯、咬み合う対合の歯、周りの筋肉によってその位置を維持しています。
歯を失うとその位置が維持できなくなり少しずつ動いていくのです。

歯を1本も失わなくても前歯の歯並びが悪くなってきた経験を持つ方もいらっしゃると思います。
かみ合う力のバランス、筋肉のバランス、習癖によっても歯の位置は少しずつ変化します。
ですから歯を1本でも失うというのはお口のバランスに大きな変化を与えることになります。

例えば絵のように下顎の奥から2番目の歯を失うと、歯がなくなったことにより、全体のバランスが崩れてきます
  • 奥歯の咬み合わせが低くなり、前歯が出っ歯になります。
  • 咬み合わせが乱れ食べにくくなります。
  • 歯の隙間に食べかすがたまり、虫歯や歯周病がひどくなります。
  • 姿勢が崩れ、肩こりや頭痛、腰痛、顔の歪みなど、全身的に影響が及びます。
まず一番重要なのは歯を失わないことです。
このためには予防と適切な治療が必要です。
予防は「毎日の歯ブラシなどのお手入れ」と「歯科医院での予防処置」と2つを組み合わせることによって成り立ちます。
どちらか一方だけでは予防はできません。
適切な治療とは削るべき歯と削らないで良い歯を見極め、削る場合は可能な限り削った部分を適合よく他の材料で補うことです。
歯は削ることによってその寿命は短くなるので必要でなければ削らないようにすべきです。

残念ながら歯を失ってしまったら今度は失った場所を補う治療が必要になります。
人工的な歯で補う治療法はブリッジ、入れ歯、インプラントと3種類あります。
それぞれ長所、短所がありますので歯科医院でご相談ください。

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